秋といえば紅葉。そして紅葉といえば、東海地方屈指の名所「香嵐渓(こうらんけい)」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
毎年11月に開催される「香嵐渓もみじまつり」は、約4000本ものもみじが一斉に色づき、昼間は鮮やかな赤や黄色、そして夜はライトアップされた幻想的な風景を楽しむことができます。
でも実際に行こうと思うと、気になるのが「屋台はどこに出ているの?」「何時から開いているの?」ということ。
せっかく行くなら、紅葉だけでなく香嵐渓ならではのグルメも楽しみたいですよね。
私自身も数年前に香嵐渓を訪れた際、事前リサーチ不足で「屋台がどこにあるのか」「何時に行けば全部開いているのか」が分からずかなり迷った経験があります。
この記事では、そんな私の体験談も交えながら2025年版の屋台情報をまとめてお伝えします。
Contents
香嵐渓もみじまつりの屋台はどこ?出店場所まとめ!
香嵐渓の紅葉狩りといえば美しい景色はもちろんですが、あのワクワクするような屋台の数々も大きな楽しみの一つですよね!
会場のあちこちで美味しそうな香りが漂ってきますが、特に屋台がたくさん集まっている、お祭りのメインストリートとも言えるエリアがあるんです。
どこに行けば何が楽しめるのか、ちょっとした攻略法をご紹介しますね!
その1. 宮町駐車場前エリア
まず、大きな駐車場に隣接している「宮町駐車場前エリア」。
車で来た多くの方が最初に足を踏み入れる場所で、ここから屋台巡りがスタートすることが多いです。
香ばしい香りがたまらない五平餅やソースの匂いが食欲をそそる焼きそばといった定番グルメが揃っていて、お子さん連れでも気軽に立ち寄れる雰囲気が嬉しいですね。
その2. 足助西町第2駐車場エリア
同じく駐車場直結で便利なのが「足助西町第2駐車場エリア」。
ここもたくさんの屋台がずらっと並んでいるので、到着してすぐに「よし、まずは腹ごしらえだ!」という食いしん坊さんにはもってこいの場所です。
その3. 香嵐渓広場エリア
そして、香嵐渓のお祭りの中心地といえば、やっぱり「香嵐渓広場エリア」でしょう!
とにかくたくさんの人で賑わっていますが、その分、屋台の種類もとっても豊富で選ぶのに迷ってしまうほど。
私が以前訪れたときは広場いっぱいに鮎の塩焼きの香ばしい煙が立ち込めていて、まるで磁石みたいに吸い寄せられてしまいました(笑)。
その4. 足助屋敷エリア
昔ながらの建物が並ぶ、風情あふれる雰囲気を楽しみたいなら「足助屋敷エリア」がおすすめです。
ここでは、その土地ならではの郷土料理やちょっと珍しい伝統的なグルメに出会えます。
観光客の方はもちろん、地元の方々にも愛されているエリアなんですよ。
もし「人混みはちょっと苦手かも…」という方は、比較的落ち着いて屋台を楽しめる「足助村エリア」や紅葉散策の途中にふらっと立ち寄れる「一ノ谷エリア」を目指すのが良いかもしれません。
賑やかな中心地から少し離れてのんびりと食べ歩きするのも、また違った趣があって素敵ですよ。
香嵐渓もみじまつりの屋台の営業時間は何時から?
「香嵐渓に着いたらまずは腹ごしらえ!」
「ライトアップされた紅葉と一緒に夜の屋台も楽しみたい!」
そんな風に屋台の営業時間を軸に計画を立てている方も多いのではないでしょうか。
でも「一体、朝何時からやっていて夜は何時まで楽しめるの?」って、意外と気になりますよね。
まず朝の時間ですが、公式サイトにはっきりとした記載はないものの、多くの屋台はだいたい朝の9時ごろからの営業を開始します。
ただ、私の肌感覚では9時台はまだ「おはようございまーす」と準備をしているお店もちらほら。
10時を回るころになると、ほとんどのお店がオープンして会場全体が美味しそうな香りに包まれ始める、という印象でした。
そして、夜は幻想的な紅葉のライトアップと一緒にまだまだ屋台グルメを楽しめますよ!
多くのお店は夜9時ごろまで営業してくれているので、ゆっくりと夜の散策を楽しんだ後でも大丈夫。
ただし、ここで一つ注意点が!
大人気のお店は夕方の**7時ごろには「ごめんね、もう売り切れちゃった!」**なんてこともあるんです。
「これだけは絶対に食べたかったのに…」と涙をのむことがないように、お目当てのグルメがある方は少し早めに並んでおくのがおすすめですよ。
ちなみに、平日と休日とでは屋台の営業時間が少し違うみたいです。
- 休日: まさにお祭りモード!朝からフル稼働で訪れる私たちを待っていてくれます。
- 平日: 少しゆったりモード。お店によっては、お昼ごろからゆっくりオープンすることもあるようです。
私が土曜日に訪れたときは午前10時にはもうすっかり活気づいていて、お昼前には「どこからこんなに人が!?」と思うくらいたくさんの人で賑わっていました。
ぜひ、あなたの計画の参考にしてみてくださいね!
屋台の内容・おすすめメニュー
香嵐渓の魅力は美しい紅葉だけではありませんよね。
あの食欲をそそる香り、立ち並ぶ屋台の賑わい…。
「さあ、今日は何を食べようかな?」と考える時間こそ最高に幸せなひとときです。
ここでは、香嵐渓で出会える絶品グルメたちを少しだけご紹介しますね!
まず、香嵐渓の屋台グルメと聞いて多くの人が思い浮かべるのは、やっぱり「五平餅」ではないでしょうか。

甘じょっぱい味噌のタレがこんがりと焼かれた、あの香ばしい匂い…たまりませんよね!
もちもちっとしたお米の食感は、紅葉散策で少し小腹が空いた時にぴったり。
片手に五平餅、もう片方の手でカメラを構える、なんていうのも最高に贅沢な楽しみ方です。
そしてもう一つの主役が「鮎の塩焼き」。

炭火でじっくりと焼かれパチパチと音を立てる鮎から立ち上る煙と香りは、まさに反則級の誘惑です!
豪快に頭からガブリといくと、川魚ならではのほろ苦さと旨みが口いっぱいに広がりますよ。
もちろん、香嵐渓ならではの山の恵みを活かしたグルメも見逃せません。
普段はなかなかお目にかかれない「イノシシ肉の料理」や、きのこや山菜がたっぷり入った温かい「山菜そば」、そして秋の訪れを感じさせてくれる「焼き栗」など、ここでしか味わえない味覚との出会いが待っています。
私も以前、ほっかほかの焼き栗を買ったのですが、紙袋の温かさを感じながら甘い栗をハフハフしながら食べたあの時間は忘れられない思い出です。
さらに、香嵐渓の屋台巡りが楽しいのは、毎年新しいお店との「一期一会」があるからかもしれません。
地元の人気カフェがこの期間だけ特別に出店していたり、可愛らしいハンドメイド雑貨のお店が美味しい軽食を販売していたり。
「え、こんなお店も出てるんだ!」という発見も楽しみの一つ。
ぜひ、あなただけのお気に入りを見つけてみてくださいね!
香嵐渓もみじまつりの混雑状況
香嵐渓での一日を最高に楽しく、そしてスムーズに過ごすために。
最後に、知っているだけでぐっと快適になるちょっとした「旅の知恵」を3つ、あなたにだけこっそりお教えしますね!
まず一つ目は夜の楽しみ方についてです。
ライトアップされた幻想的な紅葉を見ながら温かい屋台グルメを頬張る…なんて、想像しただけで素敵ですよね。

屋台の多くは、ライトアップが終わる夜9時ごろまで頑張って営業してくれています。
でも、人気のお店はそれより早く閉まってしまうこともあるので、「夜ご飯は屋台で!」と考えているなら夜7時ごろまでには注文を済ませておくと、「食べたかったのに閉まってた…」なんて悲しい思いをしなくて済みますよ。
二つ目は混雑を上手に避けるためのテクニックです。
一年で一番美しい紅葉が見られる11月中旬から下旬、特に週末のお昼どきは本当にたくさんの人で賑わいます。
もし、あなたがお休みの都合がつくのなら、断然**「平日の午前中」**を狙うのがおすすめです!
人もまだ少なく澄んだ空気の中でゆっくりと紅葉を楽しめますし、屋台のおじちゃんやおばちゃんとものんびりお話しながらグルメを選べるかもしれません。

あの穏やかな時間はまさに至福のひとときでした。
そして最後の三つ目はアクセスについてです。
香嵐渓の周りには大きな駐車場がいくつもありますが、紅葉がピークを迎える時期は朝早くからあっという間に「満車」の札が出てしまいます。
もし車で行くなら、できるだけ早起きして朝一番に到着するくらいの気持ちでいるのがベスト。
あるいは、公共交通機関を使ってのんびりと向かうのも素敵な旅の形だと思いますよ。
- 【王道】とにかく平日を狙う!
- 朝一番の到着を目指す!
- 朝9時~10時ごろがオススメ
- 「見頃のピーク」をあえて少しだけ外す
- 子雑のピークは「11月中旬~下旬の土日」です
- 食事の時間をずらしてグルメを賢く楽しむ
- 午前11時ごろと午後2時半以降のおやつタイムがオススメ
- メインルートから一本外れてみる
- あえて少し離れた「一ノ谷」の散策路を歩いてみるのも良いですね
- ライトアップは点灯直後か終了間際を狙う
香嵐渓もみじまつり2025の基本情報
さあ、そろそろ来年の秋の計画を立て始めたい、そんなあなたに、知っておきたい基本情報をお届けしますね!
まず、気になる2025年の「香嵐渓もみじまつり」ですが、こちらは11月1日から11月30日までの約1ヶ月間開催される予定です。
カレンダーに大きな花丸を付けて今からワクワクしながら待ちましょう!
そして、夜のお楽しみといえばやっぱり紅葉のライトアップですよね。
太陽の光を浴びてキラキラと輝く昼間の紅葉ももちろん最高ですが、日が暮れてからの香嵐渓はまた別世界。
日没から夜9時までの間、闇夜に浮かび上がる紅葉は、息をのむほど幻想的でロマンチックな雰囲気に包まれます。
最後に一つだけ大切なアドバイスです。
お祭りの主役の一つでもある屋台ですが、その出店情報って毎年少しずつ変わったり、新しいお店が登場したりするのも楽しみの一つなんです。
だからこそお出かけの直前には、ぜひ「豊田市観光協会」の公式サイトや、地元の観光案内が出しているSNSなどをチェックしてみてくださいね。
「今年はどんな美味しいものに出会えるかな?」なんて、最新情報を確認する時間もまた旅の楽しみの一部ですよ。
まとめ
息をのむほど美しい紅葉と心もお腹も満たしてくれる美味しい屋台グルメ。
この二つが揃うからこそ、香嵐渓のもみじまつりは毎年たくさんの人を惹きつけてやまないのですよね。
私自身、燃えるような紅葉を目の前にアツアツの五平餅をハフハフしながら頬張り、温かい焼き栗を片手に川沿いをのんびり歩いたあの時間は忘れられない最高の思い出です。
香嵐渓の屋台巡りを最高に楽しむためのポイントはこんな感じです!
- 屋台は会場のあちこちに宝探しのように点在しています。どこを歩いても美味しい出会いが待っていますよ。
- 朝はだいたい9時~10時ごろから、夜はライトアップが終わる9時ごろまで楽しめます。朝活派も夜景派もどちらも大満足できるはずです。
- 香ばしい**「五平餅」、炭火の香りがたまらない「鮎の塩焼き」、そして秋の甘い宝石「焼き栗」**はぜひ試してみてください!
- 人混みを避けてゆったり過ごしたいなら、**「平日の午前中」**が断然おすすめ。賢く時間を選んで自分だけの香嵐渓を満喫しましょう。
2025年の秋は、ぜひあなたも香嵐渓を訪れて美しい紅葉と美味しい屋台に癒される、素敵な一日を過ごしてみてくださいね。