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#02
台湾のプロ野球に
付きまとう
イメージと現実

 私としてはかねてより台湾の野球、スタジアムに興味があった。
 日本と韓国に並び、アジアの野球をけん引するこの国は、どのようなアプローチで野球を盛り上げているのか? それを知っておきたかったからだ。
 台湾のプロ野球事情を簡単に説明すると、4球団の1リーグ制で、年間120試合、プレーオフも導入されているなど日本と同じくらいの日程をこなしている。
 人気スポーツのひとつではあるのだが、2009年に八百長問題が発覚するなど、ネガティブなイメージが付きまとっている。さらに、台湾は雨が多いこともあり、国民の関心はバスケットボールなど屋内スポーツへ移行しているそうだ。

>> to be continued

   photo:Jun Ikeda

This week’s articles
#01 セリーグの球団社長のみなさんを案内した台湾ツアー
#02 台湾のプロ野球に付きまとうイメージと現実
#03 名物のフードはボールパークの魅力をつくる大きな要素
#04 台湾野球のレベルの高さにスタジアムの可能性を感じた

Data

使用チーム 富邦ガーディアンズ
所在地 中華民国台湾新北市新荘区
収容人数 12,300人
竣工 1997年
工費

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