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#03
アスリートファーストな
観点による
ハイクオリティな設備
瀟洒な球団オフィス。グッズショップもホームスタジアムと遜色のない佇まいで、豊富なラインナップを誇っている。
「アスリートファースト」という観点でも、クラブハウス、ウエートルーム、トレーナールーム、食堂……すべてがハイレベルのクオリティ。フィールドに目を移しても、屋根付きのバッティング練習場に最大8人が投げられるブルペン(しかもこういった設備が何箇所もある)、メイン球場とサブグラウンドは芝が傷まないように自動散水機が常に稼働している。メジャーリーグの招待選手だけでも50人以上。マイナーリーグの選手も含めれば200人ほどの選手が一同に集まるわけだから、これくらいの設備は必要なのかもしれない。
だが、それだけではないはずだ。
「選手たちにいい環境で野球をしてもらいたい」といった想いと同じくらい、この地を訪れた人たちにも「目一杯、楽しんでいってくれ」。そんな意思が、ソルト・リバー・フィールズから伝わってくる。
photo:Jun Ikeda
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Data
使用チーム | スプリングトレーニング(アリゾナ・ダイヤモンドバックス、コロラド・ロッキーズ) |
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所在地 | アメリカ合衆国アリゾナ州 |
収容人数 | 11,000人 |
竣工 | 2011年 |
工費 | 1億ドル |
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